江戸の昔から桜の名所として親しまれる「隅田公園」

こんにちは。ザ・ゲートホテル雷門のスタッフです。今回は、江戸の昔から桜の名所として愛され続けている「隅田公園」をご紹介します。春には爛漫の桜のもとでお花見が、また、それ以外の季節も梅や紫陽花など四季折々の美しさを愛でることができます。浅草の夏の風物詩「隅田川花火大会」の会場としても有名です。

隅田川をはさんで台東区側と墨田区側に広がる「隅田公園」

ホテルから徒歩約5分、吾妻橋のふもとに公園の入り口があります。吾妻橋から北に向かって、すみだリバーウォーク、言問橋、桜橋のあたりまで、隅田川に沿って南北約1.2kmに長く広がる公園で、春には川沿いに植えられた満開の桜を楽しむ人々でにぎわいます。

Sumida Park Cherry blossom
花見客でにぎわう桜の時期

隅田公園の桜の由来と歴史

江戸時代に「墨堤の桜」として親しまれた並木は、4代将軍・徳川家綱の命によって植えられたのが初めとされ、享保2年(1717年)には8代将軍・徳川吉宗が100本の桜を植え足した、との記録があります。火事の多かった江戸の町に開けた場所を作り、延焼被害を防ぐ目的だったと言われます。また、江戸の町に桜の名所を作って庶民に開放することで、「憂さ晴らし」をさせようと考えた、という説もあるそうです。

墨田区側に広がる庭園エリアは、かつて水戸藩(徳川家)の下屋敷があった場所で、当時の大名庭園の池や遺構が隅田公園内に遺されています。

大正12年(1923年)の関東大震災後により一帯は壊滅的な被害を受け、帝都復興事業の一環として後藤新平の主導により整備され、現在の「隅田公園」となりました。

Mito han statue
水戸藩下屋敷跡
Japanese Garden at Sumida park
池のある日本庭園には静かな風景が広がっています。

隅田公園で楽しめる四季折々の植物

ソメイヨシノを中心とした桜が有名な隅田公園ですが、それ以外にも四季折々の植物が、一年を通して訪れる人々を楽しませてくれます。冬の終わりから春にかけて甘い香りを楽しめる梅、桜が終わると瑞々しい新緑がまぶしく、梅雨の時期には色鮮やかな紫陽花が咲き競い、秋の始まりにはヒガンバナが咲きます。秋が深まるころには桜並木の紅葉を眺めながらのお散歩も素敵です。下町の街並みの印象が強い浅草ですが、隅田公園に一歩足を踏み入れれば、豊かな自然を感じることができるんです。

6月の紫陽花と、9月のヒガンバナ。

ほかにも見どころがたくさん!

東京スカイツリー🄬のビュースポット

隅田公園内のどの場所からでも、隅田川と東京スカイツリー🄬の絶景を写真に収める事ができます。自分だけのベストショットがきっと撮影できるはず!

隅田川にかかる橋

隅田川にかかる橋のうち4本がこのエリアにあります。赤い色が目印の「吾妻橋」、東武スカイツリー線の橋梁沿いに作られた「すみだリバーウォーク」、東京スカイツリー®へまっすぐ続く「言問橋」、ユニークなX型の「桜橋」。どれも個性のあるデザインの橋なので、それぞれの橋を渡って景色の違いを楽しんでみるのもおすすめの過ごし方です。

GTS 観光アートプロジェクト

浅草からもほど近い上野の東京藝術大学(G)、台東区(T)、墨田区(S)が連携し、隅田公園内のいたるところにさまざまなアート作品が設置されています。ちょっとひと休み、で腰かけたベンチにもユニークなデザインが施されているかもしれません。お散歩の途中で見つけてみてください!

いたるところにユニークなアート作品が。

VISITING INFORMATION

  • 店名 隅田公園
  • 住所
    台東区側:〒111-0033 東京都台東区花川戸
    墨田区側:〒131-0033 東京都墨田区向島1,2,5
  • TEL
    03-5246-1321(台東区隅田公園案内所)
    03-5608-6661(墨田区道路公園課)
  • URL https://bit.ly/2XxDMNG(台東区役所)
    https://visit-sumida.jp/spot/6133 (すみだ観光サイト)
  • 閉園日 なし

*営業時間、閉園日など、最新の情報は直接、施設にお問い合わせください。

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