浮世絵からモダン柄まで豊富な絵柄と美しい発色が魅力の文庫革 「文庫屋 大関」

こんにちは。ザ・ゲートホテル雷門のスタッフです。今回は、仲見世商店街の一本裏手にあるおしゃれな「文庫革」製品のお店、「文庫屋 大関」をご紹介します。

職人の熟練の技術と感性が生み出す「文庫革」

真っ白な牛革に型押しをして、独特な加工を施した工芸品です。一筆一筆、職人の手で彩色をしてから、漆と真菰(まこも)という植物の胞子の粉を用いた”錆入れ”という技法で仕上げていきます。

浮世絵や小紋など伝統的な柄からモダンな柄まで、細やかで色鮮やかな独特の風合いが特徴です。お財布やがま口、パスケースや、パスポートの入るパーソナルケースなどのアイテムに、どれも目移りしてしまうほど素敵な絵柄が数多く揃っています。柔らかな革は、使うごとに手になじみ、一生大切に使いたくなる革製品は、贈り物にもピッタリです。

職人の経験と感性で、柄にあった色が作られ、一筆ずつ、丁寧に彩色されていきます。©文庫屋大関
かわいらしい小花柄から浮世絵をモチーフにしたものまで、多彩な絵柄が魅力です。
がま口、お財布、キーケース、長財布…、形も豊富です。

受け継がれた90余年の匠の技

創業者の大関卯三郎氏は、大正初期に横浜での修行ののち関東大震災を経て、昭和2年に墨田区向島に工房を構えました。関東大震災以前は関東にも数軒、文庫革の製作工房がありましたが、震災以降は「文庫屋 大関」1軒のみとなってしまったそうです。

戦時中は空襲の中、財産でもある型押しの版を防空壕の中に運び守ったとのこと。戦後は焼け野原の中、奇跡的に焼け残った工房で製作を再開し、現在に至るまで向島の工房で職人が一つ一つの製品を手づくりしています。現在は浅草と銀座、東京ソラマチ内に店舗を構えています。

季節の花をあしらったおしゃれで落ち着いた店内。

 

私は名刺入れを愛用していますがが、大切に長年使いたいアイテムです。

浅草を訪れた記念に、また大切な人への贈り物に。ザ・ゲートホテル雷門からも、徒歩3分ほどですので、浅草寺を訪れたらちょっと覗いてみたいお店です。

SHOP DATA

*営業時間、休日など、最新の情報は直接、お店にお問い合わせください。

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